保険適応範囲内の症例
■ 膝の痛み(変形性膝関節症などを含む)
ケガなどが原因となるもの以外は、老化による膝軟骨劣化や骨粗しょう症などの骨の変形が要因で生じます。
初期段階では目立った自覚症状がなく、ある日突然階段が登れなくなったり、椅子から立ち上がるときに痛みが出たりして、気付くことが多いといえます。
そして、変形性膝関節症が厄介なのは「進行のスピードを遅くすることはできても、完治はできない」という点にあります。
近年、変形性膝関節症が「将来要介護予備軍」となる可能性を、多くのメディアが紹介していますが、少しでも気になる人は早めに治療をはじめるとよいでしょう。
■ 腰の痛み
私達の背骨は、椎骨という24個からなる骨が重なって構成されています。
この椎骨には隙間があって、そこに脊髄が通っています。そして脊髄には身体を動かしたり脳からの指令を伝達するための神経がたくさん収められています。
椎骨の間には椎間板というクッションのような軟骨があり、この椎間板が摩耗したりずれたりすると、神経が刺激されて腰に痛みを生じます。
また、腰の痛みには、筋肉障害が原因の「筋膜性腰痛」や、内科的疾患からくるものもあります。
後者は、腎臓や婦人科疾患によるものがよく知られていますね。
腰の痛みがあると、生活のクオリティは著しく低下してしまいます。少しでも違和感を感じたら、早めに受診するようおすすめします。
■ 五十肩
実際には40代以降で多発する症例で、肩の筋肉のまわりにある「滑液包(関節を滑らかに動かす潤滑液をつくる)」が縮小して、そのため関節の動きが阻害されるものをいいます。
一般的には、運動療法や理学療法などで明快な改善がみられます。
気になる方は、諦めずに早めの受診をなさるとよいでしょう。
スポーツ障害
主にスポーツによる身体部位の使い過ぎ(オーバーユース)に起因する症例です。
「スポーツ外傷」というのは、運動中に起きたケガのことをいいますので、「スポーツ障害」とは異なるものです。
スポーツ障害は、軽度のものであれば一時的な安静などによっても改善しますが、無理が続くと慢性化して日常の生活にも支障が出てしまうこともあります。
テニスをする方の「テニスひじ」、バスケットやジャンプする方の「ジャンパー膝」などが知られていますが、最近では、ランニングブームもあり、走り過ぎによる「膝の痛み」に悩む人も増えています。
スポーツ障害では、痛みがあるのなら無理して運動を継続しないことが何よりも大切です。
また、症状が軽いうちに、適切な治療を受けることも重要になります。
患者さんの負担は最小限に、治療効果は最大限に。
当院での一般的な治療が保険治療にあたります。
電気治療、温熱療法などによる治療が主だったものですが、これらを症状によって組み合わせることで最大限の効果を引き出すようにしています。
また、他院での治療において改善がみられなかったという患者さんに対しては、セカンドオピニオンにも対応しております。
*熊谷市では保険医療費の助成を行っています。
ひとり親家庭、および高校生までは保険証を持参すれば自己負担なしで治療を受けることができます。
■ 妊婦さんへの施術
当院では妊婦さんへの施術も対応しております。
腰痛や交通事故後の身体の症状改善で通院して頂いております。
治療するにあたり、妊婦さんは施術の制限があります。
その分、様々な悩みをよく耳にします。
■投薬ができないのでどうしたらいいですか?
■なるべく湿布薬は使用したくありません・・・。
■電気治療って出来ますか?
母体に影響があるのかないのか、その判断は非常に難しいです。
基本的に、ケガ(転んだ、交通事故など)は、早めにかかりつけの産婦人科に足を運び、
担当の先生に診断してもらうことをおすすめ致します。
母子体ともに、異常がないかをチェックしましょう。
その後、当院のような整骨院に通院し、損傷個所の回復に努めましょう。
各患者様の症状、部位に合わせて、身体に負担の少ない施術を行います。
お気軽にご相談下さい。