ひかり整骨院の初谷院長に聞く。整骨院のやりがいとは?

先生が、このお仕事を目指されたきっかけは何だったのでしょう
私自身が、高校時代に剣道をやっていまして、実際ケガをすることが多かったのです。そのときに「柔道整復師」という仕事を知り、興味を持ちました。

整骨院・接骨院自体は、その前から知っていましたが、お医者さんとは違うアプローチでケガの治療を行う専門職としての「整復師」に、強い憧れを抱いたわけです。

高校を卒業する前には、すでに自分の進路として決めていましたから。

専門学校で勉強して資格をとり、最初に勤めたのが、自分が治療を受けていた整骨院・接骨院なんです。
自分を治療してくれていた先生がそのまま師匠になったというわけです。
そこで経験を積んだ後、総合病院に勤務しました。

そういったなかで、多くの患者さんと接するうちに、「もっと患者さんに近い目線で治療を行いたい」という思いが強くなり、自分で整骨院・接骨院を開業することにしたのです。
総合病院に勤務されていたときと、独立されてからでは意識の違いはありますか?
やはり組織の一部門として動いているときは、たくさんの制約がありますし、それが病院となれば、医師の決定が絶対で私達のジャッジメントに大きい力はありません。

自分で「こうしたい」「ここは、こうあるべきだ」などと思っていても、それを実行することは現実的にはできなかったということです。

そこには、国の法律に関わることもあります。自分なりに多くの経験を積んできて、知識や治療技術にある程度の確信が持てるようになると、いろいろな意味でジレンマを感じる場面も増えてきましたし、治療家として自分ができることをもっともっと患者さんに提供したいと考えるようになったのです。

組織の一員であろうと、整骨院の院長であろうとひとりの治療家としての志に違いはありませんが、保険制度や法律などさまざまな事情で「できることに差が出る」というのは事実です。

その意味で、現在はとても充実した治療活動が行えていますし、やりがいも感じています。
日頃、患者さんと接するうえで、心がけていることは?
一番は「笑顔」ですね。そして「対話」です。

意識して作り笑いをすることはありませんが、やはり患者さんの前では「笑顔」でいたい。
痛みや痺れなどの悩みを気持ちのうえで共有するのは大事ですけれど、一緒になって「つらい顔」をしても仕方ありません(笑)。

私の笑顔につられて患者さんも明るい気分になってもらえたら、治療の第一歩は成功だと思うのです。

そして「対話」。
これは言葉のやりとりだけでなく、「私の手と患者さんの身体との対話」も重要です。

何気ない会話の中から治療のヒントが生まれることも少なくありませんし、この仕事も「人と人との触れ合い」ですから、一番大切なのは患者さんに信頼していただくこと。
そのためのファーストステップが「笑顔」と「対話」だと考えています。

繰り返しになりますが、この「対話」ということには非常に大きな意味があって、患者さんのひと言から痛みの原因を見抜いたり、あるいは「肩が痛いと言っているけれど、本当は首なんじゃないか……」などと、より深く症状を診断する一手段にもなっているのです。

実際に「何でわかったんですか!」と驚かれる方もいらっしゃいます。
私は医療従事者であることに間違いありませんが、同時にサービス業であると。
それも「究極のサービス業」……。

治せればそれでよい、のではなく、いかに患者さんとの間に信頼感を作って、人生のお手伝いをするか? 
何か大袈裟な気もしますが、そんな気持ちは常に抱いています。
こうしてお話していても、先生の笑顔は印象的ですね。患者さんは、どのような方が多いのですか?
比較的、お年寄りの方が少ないのです。
これは、整骨院・接骨院の同業者からは「珍しいね」と言われます。男女比は主婦の方など女性が多いですね。

また、中高校生でスポーツをしている学生さんなども来られます。
熊谷東中学校や富士見中学校などからは、部活でケガした子が来ますよ。

自分もスポーツに打ち込んでいた時期があったので、彼らの気持ちがわかりますし、若い人と接する事で、私自身も若々しくいられたらと思います。







整骨院・接骨院での治療において、先生が考えている一番重要なポイントは?
私達の技術だけで治せることというのは、実は限られていると思うのです。

どんなに医療技術や整復技術が進歩しても、結局のところ大事なのは患者さん自身の「自然治癒力」なんです。

逆にいえば「人間の自然治癒力」は本来とても優れているということ。
身体に不具合があって回復が遅いという方のなかには、この自然治癒力が「眠ったまま」という場合があるのですね。

私が、患者さんの治療を行っているときは心の中で「お~い、自然治癒力くん、そろそろ出番だぞ」とつぶやいていたりします。

整骨院・接骨院での治療にもさまざまなものがありますけれど、つまるところ、「患者さんの身体の能力をムダなく引き出して、健全な状態にするサポート」に過ぎません。

そのきっかけとして、私たちの技術があると思うのです。

ひかり整骨院院長紹介


ひかり整骨院 院長 初谷博則 (柔道整復師)

プロフィール 群馬県出身。高校3年生で整復師になることを決意し愛知県の専門学校に進学。
その後、整骨院・接骨院勤務、総合病院勤務などを経て、平成21年7月に熊谷ひかり整骨院を開業。








■ ひかり整骨院の特徴とポリシー

● 笑顔と対話を大切にして患者さんの悩みに、同じ目線で立つこと


● 豊富な治療経験と知識を、すべての患者さんに提供すること


● 治療方針やその意味などについて、誰にでもわかる説明を行うこと


● 常に、いたわりの気持ちをもって患者さんに接すること


● 患者さんの事情に合わせ、負担の少ない治療を行うこと


● 整骨院・接骨院だからこそ、明るく楽しいリラックスできる空間であること




ひかり整骨院情報

受付時間 午前9:00~12:00、午後15:00~20:00
*土曜日 午前9:00~12:00、15:00~17:00
休診日 日曜祝祭日、水曜日午後
所在地 〒360−0015 埼玉県熊谷市肥塚4-34
電話&FAX 048−526−4766
mail ひかり整骨院ホームページの専用フォームをご利用下さい
ホームページ https://hikari-s-kumagaya.com

ひかり整骨院までの地図




熊谷市で交通事故治療ならひかり整骨院・接骨院のホームページを見た画像1